なぜ「サラリーマン大家さん」なのか?
2019/07/23
不動産って家でしょ!?自宅以外の不動産で投資をする人ってお金持ちや資金力のある人がやる事では?と思っている方、思われていた方は多いのではないでしょうか。実は近年、不動産投資の敷居は徐々に低くなっており取り組む人が増えているんです!
では、どのような人が不動産投資を行っているのでしょうか。
【年齢】
・ 〜29歳 2%
・30~34歳 8.5%
・35~39歳 13.6%
・40~44歳 18.5%
・45~49歳 25.3%
・50~54歳 11.3%
・55~59歳 12.8%
・60歳以上 6.8%
【性別】
・男性84.9%
・女性15.1%
【職種】
・会社員56.0%
・自営業12.1%
・法人・団体役員7.4%
・賃貸業経営(専業)7.5%
・公務員6.4%
・医師・弁護士・税理士等3.4%
・その他7.2%
【年収】
・500万円未満17.4%
・500万円以上18.5%
・700万円以上23.8%
・1000万円以上17.7%
・1500万円以上14.9%
・3000万円以上7.7%
※2016年10月25日実施(回答者数530名)
健美屋不動産投資に関する意識調査(第6回)より
グラフによると不動産投資を行なっている人は、性別では男性が84.9%、年齢は30代~40代が65.9%、職業は会社員・公務員で62.4%、年収は500万円~999万円の方が42.3%という結果になっており、このグラフの結果から読み取れる事を簡単に噛み砕いて言えば、不動産投資に取り組んでいるのは30代~40代の会社員・公務員の方が多いという事です。
30代以降になってくると、年収は上がってきても将来も同じように稼げるか不安になったり、病気になって働けなくなったらともしもを考えたり、リタイア後に備えて安定的な収入を得られるように準備していかなければという気持ちが段々と強くなってきます。そんな中で中長期定期な資産運用として、生命保険効果や退職後の将来を見据えて年金の厚み付けに不動産投資を始めるという方が多く、また「資金的な余力がなくても頭金が少なく開始できる」「取得後の賃貸管理の手間も管理会社へ任せることができる」という不動産投資のメリットに興味を抱く人も多いようです。
不動産投資というと、一般的には地主や経営者、医師や弁護士の方が所有しているイメージが強いようですが、最近では会社員や公務員の方が多く、現実とのギャップはとても大きいようですね。
不動産投資は、資産家やお金持ちが取り組んでいるという概念は違ってはいないですが、それは昔の事です。現在では不動産投資を取り組める層が大幅に広がり、若いサラリーマンが多くなって、より身近な物だと認識できます。
貯蓄より投資と言われる時代、様々な投資商品がある中で株式やFX投資は大きな利益を得られる可能性がある反面、安定した収益をあげることは難しく、また大きな損失を出して資産を減らすリスクもあります。そんな中、インフレリスクに強く長期間にわたって安定した収益を得られる不動産投資に興味を持つ人がとても増えています。また、このマイナス金利の影響による低金利が強力な追い風になり、今まで以上に投資用不動産の購入が容易になりました。
「人生100年」と言われる今、長く続く老後の生活リスクに備えるには、インフレに強く長期間にわたって安定した収益が見込める投資を軸にした生活設計をすることが最も重要だといえます。また若いうちからリスクに備えて動くことが大事だと言えるのではないでしょうか。